ARCS TECHNICAL REPORT No.1

この小論は「開発こうほう」誌((財)北海道開発協会)の1998年12月号から1999年 10月号まで、1ヶ月置き6回に渡って連載したものに加筆したものです。

緑のデザイン論(序章)(160.4KB)

森づくりの技術や手法は専門家だけに通じる難解なものではありません。緑の環境は私たちがデザインしていくことができます。身の回りの景観を自らの手で豊かにしていくために最初に必要なのは自然の言葉を読むこと。そこから始まります。

環境圧を知る(気象編)(139.3KB)

 風雪などの気象条件は樹木の生育にどのような影響を与えるのでしょうか。
 森づくりを行っていくためには、環境圧つまり植物が育つ条件への配慮が欠かせません。

環境圧を知る(土壌・その他編)(115.6KB)

 前回は、環境圧として主に気象現象に起因するものについて書きました。環境圧と呼ばれるものは表のように大きくは五つの要因に分けられます。今回は気象以外の環境圧、土壌や水・生物、そして人間が与える環境圧について書いていきます。

植裁後の保育管理(81.2KB)

 環境の緑化を効果的に進めるためには、植栽後の保育管理が大切です。今回は支柱の扱い方、下草刈りや剪定の際の注意点などを具体的に紹介します。

木を植えるとき考えなければならないこと(49.9KB)

 実際に植樹を行う時のために、木の選びかた、その木の大きさや環境圧との関係、植栽計画のたてかたを紹介します。

市民参加の森づくりに向けて(126.4KB)

6回にわたる連載の最後として、今回は市民が自ら森づくりを行っていくのに必要な技術や森づくりグループの活動を紹介します。