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2003/11/02
第9回 森林と市民を結ぶ全国の集い 北海道2003 

第5分科会
お魚から森を見るパネリスト


コーディネーター
孫田 敏北の里山の会
 1954年、山形県長井市生まれ。特に森が好きで、森に関わりを持つようになったわけではな く、森のことは100年単位だから生きている間はほら話ができると思いこんで森の仕事に携わ る。林業や緑化の現場に出ているうちに森と縁が切れなくなってしまった。北の里山の会では、 森に遊び、中年トム・ソーヤを目指す。本業は緑化計画のコンサルタント、河畔林造成・道路防雪林造成・自然林再生などを手がけている。

パネリスト

妹尾 優二:流域生態研究所所長
 1951年、北海道余市郡赤井川村生まれ。
 もの心ついた頃から野山や川を唯一の友達として育つ。1970年、北海道開発コンサルタント (株)に入社、農業土木の技術者として主に河川計画などを担当し、その後環境調査等に携わる。1991年同社を退職し、幼い頃からの夢をかなえるために(株)エコテックを設立。生態系調査や環境アセスメント等の環境コンサルタント業務を営む一方で、流域生態研究所を主宰し所長を務める。幻の魚イトウの研究はじめ、さまざまな生態系の調査・保護のために原生林や河川を駆けめぐっている。主な著書「北海道の川に棲む魚たちの話」,1999,エコテック


山本 純郎:シマフクロウ研究者
 1950年、京都府宮津市生まれ。
 1957年に大阪で初めてフクロウに出会う。その後もフクロウに関心を持ち続け、京都市動物 園、大阪で公務員生活をしながらシマフクロウを観察。1982年北海道根室市に移住。これ以降、シマフクロウの保護・増殖活動に取り組んでいる。現在、環境省野生生物保護対策検討会シマフクロウ分科会検討委員、・環境省希少野生動植物種保存推進委員など。
 主な著書「シマフクロウ」,1999,北海道新聞社、「しまふくろう」,1989,福音館書店


平田 剛士:フリーライター
 1964年、広島市生まれ。少年時代を富山市で過ごす。「北海タイムス」記者を経て、1991年 からフリーに。北海道滝川市在住。自然環境問題や先住民族アイヌなどをテーマにしたルポ記事 を「週刊金曜日」などに発表している。人は野生生物とどうつき合うべきか、という観点からの 報告を多く著し、野生生物保護管理の必要性を説いている。主な著書「北海道ワイルドライフレ ポート」1995 平凡社、「エイリアン・スピーシーズ 在来生態系を脅かす移入種たち」,1999,緑風出版、「ルポ・日本の生物多様性 保全と再生に挑む人びと」,2003,地人書館 など


高田令子ニムオロ自然研究会
 1972年、北海道根室市生まれ。高校卒業後に上京、専門学校卒業と同時に帰郷し、以来、鳥類調査などに携わる。1998年より 約6年間、根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターのスタッフとして勤務。1999年、鳥類を中心とした調査・研究活動 を目的にニムオロ自然研究会を設立し、以来、事務局長を務める。



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