2006年度日本造園学会北海道支部大会 ポスター発表

法面に造成した樹林の間引き手法に関する考察

−国営滝野すずらん丘陵公園の事例から−

孫田 敏・薗田 里絵(1)
山田 和司(2)
太田 広(3)
林 華奈子(4)

国営滝野すずらん丘陵公園では公園造成当初から新規法面には樹木を植栽し、景観形成機能の育成と法面保護を図ってきた。植栽後20〜25年が経過し、樹林内では自然間引きも若干は進んでいるものの、過密で形状比が大きく樹冠の発達は不十分である。ここでは、法面上の樹林を毎木調査し、その結果に基づき間伐計画を検討した。 

生育不良木や形質不良木については機械的に間引き木を選定することができるが、それら以外は隣接木との関係性や景観形成上必要な樹木の選定等を考慮して判断する必要性が認められた。

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(1)(有)アークス
(2)(財)日本緑化センター
(3)札幌開発建設部滝野すずらん丘陵公園事務所
(4)前札幌開発建設部滝野すずらん丘陵公園事務所/現札幌開発建設部