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ローマ通信 2004年10-12月&2005年1月号 *2004年1月12日発行* ================================================================ ローマ@清水です。本年もよろしくお願いいたします。朝晩は大分寒くなり、暖房が欠かせなくなっているこの頃です。ローマに来てもう1年になるのかと思うと、光陰矢の如しとはよく言ったものだと感心してしまいます。 クリスマス後には、ネパール協力隊時代の友人の金井先生が来て、いろいろ観光地を巡りました。また、年明けにはインドネシアでJICAのプロジェクト(ジョグジャカルタ・砂防)に赴任中の南里一家が年末よりローマ入りしており、1月3日に再会しました。奥さんが大学の同期です。10年以上会っていませんでしたが、余りお互い変わっていないよねと確認した次第です。子供は3人おり、うち2人仲良くあそんでもらいました。 コンゴ共和国の神父さん・その2 マリエッタが7月に通ったイタリア語集中コースで知り合ったコンゴ(元ザイール)出身のジャンボスコさんとはその後も、家族付き合いをしています。11月下旬の土曜日には、世界各国からキリスト教の勉強に来ている牧師20名近くが住んでいる寮の昼ご飯に招待されたのでした。ローマ市南部にある地下鉄終点駅の側で、閑静な住宅街の4階建てで、裏にはサッカーコートもあり、なかなかいい環境。アフリカと中南米出身が多いものの、共通語はイタリア語、長い人で在住4年目になる人も。昼ご飯はイタリア風でパスタ有り、サラダに鶏肉等結構種類が豊富でおいしく、子供たちも喜んで食べていました。中には辛いのが好きな人もおり、豆挽ジャンのようなビンを持ち込んで混ぜながら食べているのを見て、国柄かなと思った次第です。ジャンボスコ牧師は、述べ3年の予定でイタリアに来ており、この期間は里帰り出来ないとのこと、協力隊での任国滞在をふと思い出したのでした。また、クリスマスの時には、自宅に招待し、楽しいひと時を過ごしました。 賢治と太陽 3週間の冬休みが終わり、1月10日から二人とも学校に保育園と元気に毎日通っています。賢治はイタリア語の宿題を結構持ってきて、単語が分からずに親が苦労しています。Internationalなのだから、イタリア語よりも、英語を学校できちんと教えて欲しいなあと思ったりしています。また、毎週木曜日の放課後に1時間サッカーのコースに参加しています。一度見に行ったのですが、コートは大人と同じ大きさ、同級生の萩原渓(ケイ)君も一緒のグループで楽しそう。一度ゴールを決めた日には、何日もその話を繰り返して聞かされたものです。太陽は、毎週水曜日に音楽のコースがあり、歌ったり踊ったりしています。双六やカルタに夢中になっており、賢治とムキになって張り合ったりしているこの頃です。2月下旬に日本から私の両親がローマ訪問をする予定で、2人とも楽しみにしています。 マリエッタ 夏休みの後は、FAO内部にある「配偶者就職(Spouse Employment)」グループに積極的に参加して、講師を呼んだり会議を開いたりと頑張っています。また、私が、11月初旬にグアテマラに出張した際には、メキシコに住む両親の所に子供2人と滞在して、このグループ向けに民芸品とかを仕入れたのですが、運悪く帰りの飛行機に預けた荷物から半分以上抜き取られてしまい、取らぬ狸の皮算用になってしまい、ちょっとガックリ。油断できません。新年になってから、ローマ市内で何か仕事が無いかと各方面を探していますが、こちらもなかなか簡単にはいかず、辛抱強く気長に構えていこうと思っているようです。 初冬のイタリアの海岸 6月から夏休みにかけて、芋の子を洗うような賑わいぶりだった海岸も、年末年始になるとさすがに静かでのんびりとしており、嬉しくなったものです。Ostiaという市内から車で40分程の海岸も、程よく家族連れやペアが歩いており、初冬の柔らかな日差しを浴びながら砂浜で週末にのんびり過ごすのもいいものです。 最後に こんな通信ですが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 ========================================================================= |
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