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MONGOLIA (30th.Apri.2005~6th.May.2005) |
Reported by Rie SONODA
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ウランバートルの大学で日本語を教えるかたわら、モンゴルに森をつくることにチャレンジしている友人を訪ねた。緑の季節にはまだ早いものの、初めての環境や文化や、人々に出会えるに違いない!と、楽しみ勇んで出発! |
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TRANSPORTATION JPN->Ulaanbaatar |
モンゴルへは成田・関西から直行便が就航しているものの、毎日ではなく、千歳からの乗り継ぎとなると前泊になる。今回は、コストも時間も節約旅行なので、大韓航空を利用し、ソウルのイチョン空港で乗り継いでウランバートル入りした。 |
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千歳空港から国際便に搭乗するのは初めて。私の荷物は、ちゃんと積み込まれているか、いつも心配。
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右側の窓際席だったので支笏湖を見ながら出発。快晴のゴールデンウィーク。モンゴルはどんなところか期待は膨らむばかり。
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【ソウル〜ウランバートル機内】モンゴル人の〜チャンと席が隣になった。モンゴルに入る前にモンゴル語を教えてもらう・・・・が、キリル文字が読めないうえ、まったく発音できず、今回の旅行への不安が初めてよぎる。
【ウランバートルの入国審査】窓口はたった二つ。無表情な軍服の審査官に恐怖を感じたら・・・私のビザに問題が!? パスポートが別室に持っていかれて私はその場に一人残される。英語で質問しても理解されていないのか、無視。もっとモンゴル語を勉強しておくべきだったか・・・ここまで来たら友人に一目会って帰りたい。
【入国】正午ごろ千歳を出発、ウランバートル空港で出迎えてくれた友人に会えたのは24時。まるまる12時間かかった。
◆往路所要時間:およそ12時間
千歳〜ソウル3時間、ソウル〜ウランバートル3時間+トランジット待ちなど
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ソウルの空港で2時間待ち。空港の韓国料理フードコートで本場の平壌冷麺をいただく。辛味は後で入れるので辛いものが苦手な私でも、「おいしい!」
モンゴル人はどんなものを食べているのだろうか?
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ENVIRONMENT of Mongolia |
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ウランバートルは大陸性気候で標高およそ1,400〜1,500m、年間降水量はおよそ250mm。この時期は、寒波もやってきて気温の変化が激しい。冬の調査用のジャケットを念のため。と持っていったが大正解!旅の後半は雪がチラつくほど寒かった。
モンゴルの草原は、いわれていたとおりまだ荒涼とした月面に降りたような、砂漠状態。建物はもちろん木もないのでその山がどのくらい高いのか、どのくらい遠いのかわからない。距離感は周りとの比較から生まれることに気がつく。時々現れる牛、羊、ヤギ、馬、人(どこから来て、どこへ行くのか・・・)。遥か彼方の真っ白いゲル。颯爽と馬にのって走ったらどんなに気持ちがいいか。 |
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モンゴルは、草原だと思っていたが、保護区にはちゃんと森が残っていた。針葉樹の中に、シラカンバやヤナギも生えている。やはり、過放牧と伐採、それから気温が低くて降水量が少ない気象条件のために樹木が育ちにくいことが目で見て納得できた。モンゴルの人たちには見慣れた風景でも、日本から来た私には少し不安になる環境だ。
春一番の花を見つけた。モンゴル語で「ヤラグイ」。喉に良い花で、花びらをそのまま食べてもいいらしい・・・。モンゴルの人は、食べ物や草花などの「体への効能」を良く知っていた。(例:馬肉は若返る!など)
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CULTURE of Mongolia
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モンゴルといえば遊牧民。遊牧民といえば移動式住居、「ゲル」。入り口は狭く壁はウールのフエルト張り。中心は柱とストーブがあり、壁に沿って彫り物のした調度品が並んでいる。今も、街の周りにはゲル居住区もありまだまだモンゴルの人たちの住宅として活躍している。
天井は低いが、中に入るとなぜかとても落ちく・・・。
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モンゴルの仏教は、チベット仏教の影響を受けている。日本のお寺で見るものより色づかいが鮮やか。右の門は工事中ではなく、幸福が入って来やすいように、門の足は柱のみにしてあるのだそう。ここは、−といって、かつての王様が住んでいた場所でもある。中には、王様の集めた熱帯の動物の剥製や、約150頭分のヒョウの毛皮を張ったゲルも!象も庭で飼っていたらしい。 |
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ウランバートルの街は近代的。中国や韓国よりも、ロシアの影響が大きい。英語・中国語などの外国語はあまり見かけないが、テレビでは、衛星放送で世界各国の番組を見ることができる。モンゴルの番組は、とにかくコマーシャルが長い。番組が終わったのかと思った。ラジオからは、各国(もちろん日本も)のPOPが流れていた。モンゴルにも国際化の波が来ていることに複雑な心境になった。
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左:自然史博物館 右:雑居ビルの壁面 |
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FOOD of Mongolia
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【写真上】モンゴルの食べ物といえば、「羊」。主食が肉のように食べる。味付けはシンプルながら、羊が大好きな私はとてもおいしく感じた。写真左上はボーズ。皮から作ってくれた。作り方を習ったのでモンゴルの楽しい旅を思い出しながら、日本で挑戦したい。
【写真右上の右上】ちょっと違和感があったのが、日常的に飲まれる「スーテーツァ」という飲み物で牛乳にほんの少し、お茶を入れ、塩味をつける。牛乳というか、スープというか・・・。
【写真左下】牛乳とヨーグルトは、スーパーでビニール袋に入って売られていた。ちょっとしたことでも、珍しく感じる。
【写真右下】スーパーのショーケースにはケーキやクッキー。触っても崩れない不思議なクリーム。乾燥のせいだろうか・・・。 |
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Snaps of Uraanbaatre
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一番珍しかったのは、右から3番目の「電話おじさん(おばさんもいた)」。コードレスの電話をもって街をうろうろ。しいて言えば、移動公衆電話といったところ(?)レストランにも入ってきて、電話の御用を聞く。料金はディスプレーに表示されるから明朗会計!
そして、右どなり。 モンゴルのコンビニ(??)だと思った小さな小さなお店。タバコ、お菓子、洗剤など日常品を売っている。あまりに小さな窓口のため、お店の人の顔は見ることができなかった。
ウランバートルの夜景は大地にぽかんと浮かんでいる様に見えた。
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Special Thanks to...
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<T.Kさんへ>6日間居候させていただいた上、いろいろなところへ連れて行ってくださってありがとうございました。本当に楽しかったです。ますますのご活躍、楽しみにています!
<チンバトへ>モンゴルで通訳兼ボディーガードをしてくれてありがとう。モンゴルの歴史や生活や動物(の味)についてもいろいろ教えてくれました。
<プレブバト&エンフバトへ>おいしいボーズを作ってくれてありがとう。それから、モンゴル語を教えてくれてありがとう。覚えが悪くてごめんなさい。おはじきであれほど白熱したゲームは始めてです。楽しかったです!
<授業を見学させていただいた日本語学科の生徒さんへ>お邪魔しました。みんな日本語が上手!上級生の漢字の知識は、日本人(私)もびっくり。私も日本語を勉強しなおそうと思いました。
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次の訪蒙では、乗馬に挑戦するぞー!!チンバトくんよろしく〜
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