世界遺産の旅、続き(ちょっと違うかな?)。
金沢ではもう八重桜の咲く時期になっていたが、さすが山間の白川郷はまだソメイヨシノ。日差しは暖かく見えるものの、コートなしではちょっと肌寒いかな、という感じ。
それにしても、観光客の多いこと多いこと。駐車場にはずらりと観光バスの列ができている。さまざまな言葉が飛び交う中、ぶらぶら歩いてきた。人混みにはレンズを向ける気がしないので、ちょっと寂しげな写真ばかりになってしまった。
白川郷もそうだけれど、昔ながらの風景では茅葺き屋根と池と水路がセットになっている。そう、水路は下水代わりだった。で、台所から流したは一度池にためて、たぶん鯉でも飼っていたのだろう。私が育った家でもそうだったから…。
鯉に残飯を食べてもらい水をきれいにして、使った水は川に返す。育った鯉は、山間では貴重なタンパク源で、寒い季節になると甘煮、鯉こくにしておなかに入る。40年ほど前まではちゃんと「循環」していたのです。
思い出した!!