夕刻からのミーティングに参加するために中心街へ足を運ぶ。 宵の訪れが早い冬の街にはイルミネーションが光り輝く。おりしも大通り公園のホワイトイルミネーションのころである。
とあるホームページで、ショーウィンドウの表情を写したギャラリーを見かけたことを思い出した。暗闇に浮かび上がるショーウィンドウを形にしてみたいと思い、デジカメのシャッターを切った。
ヨーロッパのある街で、日曜日や夕刻にウィンドウショッピングを楽しんでいる人々に出会ったことがある。すでにお店は閉まっているが、ウィンドウ越しにあれやこれやと品定めをすることができる。それに比べると札幌のショーウィンドウはデコレーションの一種であり、決して実用的ではない。いつでも、そして遅くまでお店を開けているから、いいのかな?
煌びやかな喧噪の中に、さまざまな形が浮かび上がる。街への誘(いざな)いか…。