先週に引き続き旭山公園に。
1,000 個のスノーキャンドルを心待ちにして訪ねる。夕刻の4時30分を廻ったころ、次々とキャンドルに灯がともされていく。薄闇にほの白い灯を見せているキャンドルは、まわりが暗闇に包まれていく中で、次第に暖かみを帯びてくる。
札幌の街の灯が、遠く暗闇の海のかなたに浮かんでいる。旭山に灯された1,000 個のスノーキャンドルは、さしずめ暗闇の海を進む航路灯か。
スノーキャンドルの命は短く、6時頃には次々と消えていく。消え入る一瞬、ろうそくの火は輝きを増すかのようにみえる。
多くの子どもたちとお世話をしている人たちの熱意が輝いていた。