新潟寄居浜/静砂垣の景

1991年01月30日

 
写真をクリックすると大きな画像を見ることができます

当時日本海側の港の緑地、港湾緑地の冬季利用に関する仕事に関わっていた。福井・石川・富山・新潟・秋田の5港の現地視察に向かう。確か3泊4日、冬の日本海港巡り。その一つ目が新潟だった。

母が新潟県の北部の出身、そして伯母が新潟に住んでいるということから、新潟には小さいときから何回となく行った。1990年に会社を辞めたときに家族一緒にフェリーを利用して小樽から新潟まで行っているので、まぁ半年ぶり程度しか間を空けてはいないことになる。

でも、寄居浜に行くのはは高校時代以来だから、20年ぶりくらいのことだ。高校3年の夏休み、親に無理を言って、母の実家の菩提寺に受験勉強用の合宿と称して3週間ほど泊めもらっていた。合宿といってももちろん一人なのだが…。

ある時に、飽きてしまい一人で新潟まで遊びに出かけた。確かそのときには海で泳いだ後、映画を見たという記憶がある。映画は「ある愛のうた」。およそ一人で、それも真夏に見に行くには似つかわしくない映画だったなぁ。

映画を見た後、「泊まるところは?」とふと考え、新津の伯母の家に行った。玄関でチャイムを鳴らしたとたん、「おー、やっぱり来たか!!」という伯父の声。何かと思えば、夕方のニュースで海水浴のシーンが流れていて、そこにチラッと私が映っていたのだそうだ。いやぁ〜、参った、参った。

ところで、その高校時代(1970年代)、あんなにテトラポットと静砂垣があったかなぁ?海岸侵食で、新潟の街は面積が減ったか・・・・?