2005年10月10日 | |
■ハイキング(のつもり)■ | |
残念ながらこの連休、必ずしもゆっくりとは休めない展開となってしまった。平日、フィールドに出ていることが多い分、休みの日には内業を少しでも進めておかないとまずい。さらには、平日なかなか行けないようなフィールドにも…。
ということで、今回の連休中日(なかび)は白旗山に、予備踏査に出かけることにした。これから進めなくてはならない、ノルディックコースの森林復元予定箇所の下見である。このコースは札幌オリンピックの時に造成され、その後も各種大会に利用されてきたが、2007年に開催されるFISノルディック世界選手権の新コース設置にともなって一部を廃道とし、森林に戻すことになった。「それをどんな方法で」というのが、これからお仕事になるのだが、まずはどんなところなのかを確認に行くことにしたのだ。 前々日からL環境計画のSさんと連絡を取り合い、10時に待ち合わせ。地図を見ながら確認したのだが、林道・作業道・遊歩道・スキーコースが入り乱れ、けっこう現在地を確認しにくい。Sさんのお子さんたちが近くの有明小学校に通っていたということから、私よりもSさんは土地勘があったので、何とか別の入り口から目指すコースにたどり着くことができた。 近くの滝野公園やら西区の西野あたりでは「ヒグマ」出没のニュースがしきり。念のために「ナタ」・「鈴」・「クマ用スプレー」をぶら下げながらのハイキング。さすがに紅葉にはまだ早い。色鮮やかな葉は、「ヤマウルシ」と「ツタウルシ」。ほどよく間伐されたカラマツ林の一部は、カラマツに這い登った「ツタウルシ」がまるでもみじのように輝いている。 林道の縁には、クサギが鮮やかな紫色の萼に包まれ藍色の実を実らせている。実のところ、クサギの結実を見たのは初めて。こんなにきれいなものだとは知らなかった。でも、においは同じようにくさいのだそうだ。 10時過ぎに歩き始めて、途中車で別のコースに移ったものの、下山は16時30分。ゆうに10km以上は歩いただろう。それにしても、こんなアップダウンを50kmもスキーを履いて走るなんて、信じられない!!。 今朝、起きるときの足腰のつらかったこと。それでも好天に恵まれ、久々に藪こぎをしないで済み、楽しいハイキング気分を味わうことができた。大いに、満足。 |
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↑ クマ対策三種の神器(05/10/09)
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↑ ツタウルシ(05/10/09)
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↑ クサギ(05/10/09)
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Canon EOS 10D
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