<< ARCS Labo << RAMBLER's Room
<< Photo Diary << 2005/05月


2005年05月23日
■ようやく満開■
 ずいぶん春が遅い。一週間から十日の遅れ、といわれているが、ここ空沼岳の麓ではもっと遅い気がする。先週末の陽気で、ようやくエゾヤマザクラが満開になった。私の住んでいる常盤地区は市内に比べ平均気温で1〜2℃前後低いのだろうか。市内に比べ、満開の時期も1週間ほど遅いような気がする。

 と、ここまで2日前に書いていたのだが、花の盛りは何と短いことか。昨日の夜に釧路に行って帰ってきた見ると、もう色褪せてきている。

 釧路へは、春の植栽の現場打ち合わせ。天候不順といわれるのだが、このような寒い年には苗木の芽吹きも遅いので、工程を管理する側にとっては都合がよい(農家の人、ごめんなさい)。今日の朝、苗畑から搬入されたミズナラ・アオダモは、クールハウスで保存していたこともあってほとんど芽吹いていない。
 今回は試験植栽で、その後のデータが重要なので、活着率が低くなると後で苦しくなる。この調子ならば後の活着率も良さそう。ほっと、胸をなで下ろす。さらに良さそうなのは、この後、雨とのこと。曇り空に植えて、直後に降雨。最も望ましい展開だ。あとは、植える人の腕次第。頼みますよ〜。

 それにしてもこれだけ寒い春が続くと、花の時期も長い。エゾムラサキツツジなど2週間近くも咲いているような気がする。山並みを見ていても、いつまでもキタコブシが咲き続けているような錯覚に陥ってしまう。キタコブシの花付きがよい年は豊作、といわれるのだが、今年は例外などということにはなって欲しくないものだ。
 このあと早く平年並みの天候に回復して欲しいと思うことしきり。

↑ バックの白い山は空沼岳(05/05/21)
↑ キタコブシ満開(05/05/20)
↑ 春起こしも始まって(05/05/21)
Sony DSC U20