というのは、昨日三シーズン振りにスキーに行ってきたからなのだ。最後に滑ったのは、2002年1月5日。輝雪会で朝里に滑りに行ってから一度もスキーを履いていなかった。
　雪が積もる前から、「今シーズンはスキーを新調して、行くぞ！」と奥さんに宣言していたのだが、正月休み中にスキーを買い求めて、昨日ようやく初滑り。

　もう何シーズンも前から、スキーはカービングスキーに変わっている。周囲の人から、「あれは滑りやすい」と聞いてはいたのだが、さて…。
　それにしても、スキーを買いに行っても「今浦島」状態。かつてはいろいろな情報を仕入れ、また自分の技量ではこの程度の堅さで…、なんていろいろ考えたものだが、最近はとんと情報不足。お店に行って、「私はこの程度なら滑れるんだけど、どんなスキーと靴を買ったらいいでしょうかねぇ？」と聞かないと、まるでわからない。板だけは何とか自分で決めたものの、靴になるといよいよわからない。お店の人のアドバイスを受けながら、いくつかのメーカーの靴を履き比べ決定。

　「まだまだ現役だぞ」と思ってスキーをしている頃には考えられないようなお値段のセットを買い求めてきた。ポールだけはちょっと見栄を張ってカーボン製のいいやつにしたけど…。

　さて、そのカービングスキー。確かに小回りがきく。ただし、板にしっかり乗っていればのこと。実は私の滑りには致命的な欠陥がある。右回りのとき、左の膝をうまく入れることができないのだ。したがってどうしても板に乗り切れず、スキーがずれる。昔からわかっているのだが、直せないできている。カービングで滑るとこの欠陥がもろにでてくる。左回りの時にはスムーズに回転していくのに、右回りになると流れてしまう。左回りがスムーズなだけ、右回りのぎくしゃくがよけい気になる。道具がよくなれば、腕も上がるかと多少は期待をしたが、やっぱり世の中、そんなに甘いモンじゃなかった…。

　たった1時間半ほどしか滑ってこなかったのだが、今日は太股や腰に来ている。日頃の運動不足がもろにでた。奥さんにいわせると「歳とったら翌々日にくるんだから、まだ若いってかんがえたら」。なるほど、それはいい考えだ。
　でも、朝起きたときより、今の方が辛い。やっぱり歳だ〜！