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2004年04月30日
■クリンクリンウォーク■
 4月29日「みどりの日」は毎年恒例のクリンクリンウォークの日だ。これは、南区の自然環境に関係する3団体(カッコウの里を語る会・緑の回廊基金・南区の緑を守る会)が主催して、真駒内駅裏の「桜山」周辺のゴミ拾いをする行事である。

 車が入れない桜山の森の中まではわざわざゴミを捨てに来る人はいないようだが、桜山のそばを通る道道沿いや精進川沿いの市道脇には結構な量のゴミが捨てられている。気軽にポイ捨てしたようなものから、明らかに意図的に捨てたものまでさまざまだ。大物はタイヤ・ステレオセット・パソコン・布団・工事用足場などなど。空き缶やペットボトルも数多く捨てられている。もう何年も前に捨てられたと思われるものは、すっかり草の根に覆われそこから引きはがすのもひと苦労だ。

 こうやってゴミを拾ってみると、いかに私たちが化学製品を使っているかがわかる。石油や石炭からつくられた製品は腐ることがない。紫外線で劣化して風化していくようだが、腐って土に還ることはない。これらはいつまでもゴミとして残っていく。細々としたものをあげると、たばこのフィルター・薬のカプセル入れ・お菓子などの袋、そしてプラスチックトレイ。

 ゴミを捨てない、これは当たり前のマナー。それよりも、ゴミにならない製品を使う生活が必要なのだと思う。ゴミ拾いは、生活を考えさせるいい機会かな。

 クリンクリンウォークは今年で何回目だったかな?南区土木事務所からはパトロール車2台を出していただき、歩道がない部分でのゴミ拾いの安全を確保してもらい、清掃事務所からは、午後からさっそくゴミを回収してもらった。地主の北海道の職員も毎年参加してくれている。少しずつコラボの輪が広がってきている。主催者のみなさん、そして参加したみなさん、おつかれさまでした。

↑ 拾い始めただけで…    (04/04/29)
↑ あっという間にごみの「山」 (04/04/29)
↑ ナニワズとフクジュソウ   (04/04/29)
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