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2003年11月04日
■森林と市民を結ぶ全国の集い 北海道2003 終了■
 ずっと予告し続けてきた「森林と市民を結ぶ全国の集い 北海道2003」を終えた。この4日間は、観測史上11月の最高気温を記録するなど、上々のお天気にも恵まれた。おかげで、「集い」への参加者の出足も順調で、4日間の延べ参加人数は900人を越えた。

 今回は森林ボランティアの仲良し大会ではなく、地域計画のなかで森林をどのようにとらえるか、またそのとき市民は何かなすべきか、どのように関わるべきか、を主題に据えたつもりである。参加者がどのようなとらえ方をして帰っていったのか、知りたいところである。

 このような大会は、当然素人の実行委員の力だけでできるはずはなく、多くのプロの方々にボランティアとして協力してもらうことによって大会が成り立った。素人の熱い思い、それにプロの冷静な目と技術がコラボレートしたこと、これが今回の大会を成功に導いたと思う。しかし、プロをプロとして処遇できないようでは、このような試みは長続きしない。熱い思いを持ちつつ、プロがプロとして関わることができる環境づくりを考えていかなくてはならない、というあたりが私の今回の総括である。

 まだ軽い昂揚に包まれている気もするが、明日からは通常業務に戻らなくてはならない。

↑ みどりに落ち葉(大通公園03/11/03)
↑ イチョウの絨毯(大通公園03/11/03)
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