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2003年05月05日
■藻岩山■
 ようやく夏タイヤに交換。ついでに定期点もと思い、藻岩下のサービス工場に車を持っていく。部品の交換もあるとのことで、一晩車を預けることになった。それならばと思い立ったのが、藻岩山の縦走(というほどのもでもないのだけれども…)。

 4日朝、妻に慈恵会病院前の登山口まで送ってもらい、9時過ぎに登りはじめる。すでに駐車場は満杯だったので、さぞかし人も多いのだろうと予想はしていたが、次から次へと登ってくる人の波。

 家族連れでにぎやかに登る人、愛犬をお供に登る人、黙々と登る人、中には登山マラソンのような人もいる。登る人だけならまだしも、もうこの時間に降りてくる人もたくさんいる。何時に登りはじめたのだろう?

 写真を撮りながら、人の2倍から3倍程度の時間で登る。麓から中腹ではエゾエンゴサクが満開だ。ササも生えているのでさすがに絨毯を敷き詰めたようにとはいかないが、ところどころ群落をつくっている。時折キバナノアマナも交じる。中腹まで登るとエンレイソウ、馬の背まで行くとヒメイチゲやミヤマエンレイソウ。

 標高100m程度から531mの頂上まで一気に登るので、途中芽吹きの状態も異なる。中腹まではシナノキが赤い芽鱗から葉を開きはじめ、カツラは芽吹きの萌葱色から緑が濃くなりつつある。しかし、馬の背から上ではまだ芽は開かず、ダケカンバの枝先が赤らんでいる程度だ。

 山頂はまだ風が冷たく、ゆっくりお昼をというわけにはいかず、少し風を防ぐことができる物陰で昼食をとり、早々に下山。帰りはウサギ平を抜け、藻岩山スキー場下まで降りる。雪友荘前でゆっくりと休んで藻岩下まで下った。

 実は、雪のない藻岩は初めて。最近の私の体力ならばちょうど好い加減のアップダウン。また行こう。

↑ エゾエンゴサクとキバナノアマナ(03/05/04)
↑ エンレイソウ(03/05/04)
↑ ヒトリシズカ(03/05/04)
↑ 藻岩山の札所(03/05/04)
Sony DSC-U20