2003年03月05日 | |
■春一番■ | |
3月も初めとなると、日差しは柔らかくなってくる。多少の積雪はべた雪で、歩道に積もってもすぐに融けてしまう。風も南から吹き付けるのだろう。街路樹の幹の南側に雪がへばりついている。
と、のんきな気分で釧路湿原にでかけると、折からの春一番に遭遇。 湿った積雪に足を取られながら、アイスブリッジを歩く。行きは風が重い足取りを押してくれる。とある実験フィールドを眺めた後、「戻りましょうか」ということで振り向くと、目も開けていられないような、猛烈な地吹雪。十分な防寒装備で来たつもりだったが、ゴーグルまでには思いが及ばなかった。足下だけをみて、来た道を引き返す。頬をまるでヤスリの粉でなでるように、湿った雪を含んだ風が襲いかかってくる。ずいぶん前屈みになって歩いているようで、それでも前に倒れない。風速は14〜5mもあっただろうか。 札幌の我が家に帰ってみると、案の定30cmほど積もっていた。間が悪いことに、出張していないときを見計らって雪が積もる。 |
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↑ 積もっても、べた雪(03/03)
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↑ 釧路湿原、春一番(03/04)
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