朝のんびりと起きて窓から外を眺めると、ことのほかいい天気。新聞では、今日から芸術の森の野外彫刻美術館が無料開放とのこと。カメラ片手に、スノーシューを持ってでかけるとするか。

　てなことで、芸術の森の野外彫刻美術館に行って来た。

　芸術の森の園路はきれいに除雪されていて、夏と同じように歩くことができる。階段も滑り止めのマットが敷かれ、間違って滑り落ちることはない。

　野外彫刻美術館は、カンジキを履いて見て回る、ということが目玉になっていて、除雪はされていない。さっそくスノーシューを履いてエリアに入る。主要な経路はすでに雪が踏まれているのだが、カンジキで踏まれた跡は幅が狭く、スノーシューでは思いのほか歩きにくい。

　それならば、とバージンスノーに挑戦する。昨日、一昨日と比較的暖かい日が続いたせいだろうか、20cm程度しか沈まない。ふと振り返ると、私だけの道ができている。

　昼食を挟み、2時間半ほど雪の中を歩き回った。「どこでもみち〜」となるので、好きなところにいける。夏には考えらえないことだ。

　戻って室内にはいると、どっと汗がでてくる。今度は雪が降り積もった翌日にいってみよう。何か新しい出会いが待っていそうな気がする。