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2002年12月13日
■里も白銀…■
 札幌の根雪の平年値は12月4日だそうだが、今年はこれまでうっすらとしか積もらず、昨日までは銀世界にはなっていなかった。朝、事務所に来る途中降り出していた。先ほどきたお客さんは、雪の中を訪ねてきてくれたらしい。

 外でエンジンの音がしたので、ふと目を向けると、大家さんが除雪を始めていた。この冬第1回目である。ほんの3時間ほどで、10cm近く積もっていた。たぶん、この雪景色は来年の春まで続くのだろう。

 先週土曜以来、神戸・姫路・大阪・釧路・帯広、そして帰ってきてからは種々の打ち合わせ、と椅子を暖めている間がなかった。しばらくぶりにパソコンの前で作業している。

 神戸は思いのほか寒く、私たちがいる間は10℃を越えなかったらしい。大阪で会った先輩は、「おまえが寒気を持ってきた」といっていたけれど…。

 街ゆく人のファッションをみると確かに冬支度なのだが、北海道から渡ると冬には見えない。異人館の庭ではモミジは紅葉盛りのように見えるし、軒先の花鉢ではまだ花が咲いている。

 日本列島は四季の変化がはっきりしていて…、などといわれているが、雪の積もらない地方では当てはまらないのでないかと思う。

 大阪から帰った翌々日の朝は釧路で迎えた。
 -15℃、凛とした空気が身を包みこんだ。

↑わずかな時間で10cm
↑モミジはまだ紅葉(異人館通り) 02/12/08
↑軒先には花の咲く鉢も(六甲に向かう坂)02/12/08
Sony DSC-F505V