(ワークショップの)情報共有の技術

加藤 哲夫

一つは「なんのために作業をやっているかをはっきりさせる」、つまり集まる目的を明確にする。テーマや課題は何か、いつまでにどういう結論を求められているかというようなことです。二つ目は「参加者の声を、皆の目で見える形に記録する」。それから三番目が「時間を平等にする」「発言の機会や順番を平等にする」。四つ目は「他人の発言をよく聞く」、そのためには技術が必要である。五つ目が「ファシリテーを置く」。

2003・2009/03/08
加藤 哲夫(かとう てつお),2002,市民の日本語 NPOの可能性とコミュニケーション,194-195,210pp,ひつじ市民新書,ひつじ書房