相手の立場に立っているつもりの善意の押しつけが、実は相手の尊厳を傷つけ、差別や偏見の元になることがあるのです。でも、かかわりをあきらめるのではなく、相手より下に立つ心構えが必要です。
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人間にとって大切なのは、よい人になることでも、立派な大人になることでもなく、人の痛みを放っておけない心を持つこと。これもまた、私がこの年齢(65歳)になってわかったことです。