肌で感じること

養老孟司

自然環境に対する理解を深めるためには、こうした経験、つまり自然と人間社会を行ったり来たりする経験を積み重ねる必要がある。そうすれば、頭で理解するのではなく、自然とのつきあい方が、生活の中に染み込んでいく。肌で感じることができる。

2004/03/09・2004/03/18
養老孟司(ようろう たけし),2003,いちばん大事なこと,145p,198pp,集英社新書,集英社